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執筆者の写真滋毅はる

【道具紹介 vol.6】ZOOM PLAYER 3000



こんにちは、スタッフのはるです!


今回は、初めての演奏機材紹介ということで、最もよく用いる機材を紹介します!


ZOOMと聞くと、Web会議ツールを想起する人も多いかもしれません!

が、これは、株式会社ズームという日本の会社が作ったエフェクターという楽器の一つです。


1990年代に発売されたエフェクターで、中古市場で見つけることができます。

私自身、中古品を購入しました。


まずは強烈なヴィジュアルについて!

購入後、本体の表と裏には写経を施してあります。



写経は、TrackMaker / 前衛書家 / DJであるQiAさんに施してもらいました!

※かなりゴリゴリに活動されている方で、要チェックです!


そして、機能はこんな感じです。


あえてざっくり簡単な説明としますが、

この楽器は、エフェクターという音を変える機能を、同時に1~7つ使用することができる特徴を持っています。

※今では当たり前の機能かもしれませんが、当時はどれだけすごかったのか……


また、40つのオリジナル設定を保存することができ、瞬時に切り替えることができます。

私はまだ全部を埋めることができていませんが、ライブでよく切り替え機能を活用します!


演奏時の話にもなりますが、

私の場合、ただ保存しておいた設定をいくつか切り替えるだけでなく、

その場で、保存した設定をズラしながら、音を変化させていきます。


例えば、RGBカラーモデルで説明すると……

あらかじめ保存しておいた下記2つの設定を瞬時に入れ替えるだけでなく、

 設定A:赤=100 、緑=0 、青=0

 設定B:赤=0 、緑=0 、青=100


ライブ中に手で操作をして、設定Aの赤を「100→50」、次に緑を「0→33」、青を「0→50」

というように、リアルタイムで変化をさせていきます。

これによって、グラデーションの具合を好きなように調整することができます!


上手く伝えられているか不安ですが、、、

さらにちょっと難しい説明を試みます!


サムネイルを見てわかるように、明らかに純正でないパーツが付いていますよね!!??

そう、これです。


このつまみは、内部の電気回路に手を加えた際に追加したものです。


んで、先ほどの色の例え話を思い出してください。

いま、画面にはグラデーションしている様子が映し出されています。

綺麗ですね。


「ん、あれ?」

「なんか色がだんだん薄くなっているような?」

「あーー!色が無くなっている!!」

「……」

「と、思ったら色が復活してきたやんけ!」


というように、このエフェクター本体自体から発生させている音の強弱を調整することができます。

ボリュームといった方が分かりやすい人もいるかと思いますが、ニュアンスが違うんです!

※変なこだわりヤメロ(笑)


あ、そうそう、

いわゆる一般的に、エフェクターはギターを接続して、ギターの音色を変化させる楽器なのです。

が、私は回路に手を加えてギターが無くてもエフェクター単体で音が出るようになっています!


正直、設定は何百、何千と無限大で、自分でもどんな音が出るのか把握できていません(笑)

あらかじめ用意しておいた設定でも、環境によって異なる音が出たり、音が出なかったりします。


なので、即興セッションのときはもちろん、用意した演奏をするときでも、

常にアドリブと隣り合わせなんです。


ああ、この文章を書いている間に、音を出したくなってきました。

最近、色々な楽器と音の表現者が集まったイベントへ観に行ったこともあり、

ライブ演奏した欲が高まってきています!



皆さんにも、何か刺激を受けて、高まっているものはありますか?

それでは!





 











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