2021/7.14 Wed - 7.28 Wed
OPEN 14:00 - 19:00 / BAR TIME 19:00 - 22:00
火曜定休日 最終日は18:00まで
しかく。それは同音異義語が多いことば。このことばにビジュアルを加えると、それは鑑賞者が「しかく」の意味を探るためのヒントとなり得る。加えるビジュアルによって「視覚」や「刺客」を想像させるように誘導もできるだろう。さらに、誘導によって「死角」が生まれるかもしれない。
自分に新たな死角が生まれたとき、私たちはそれを客観視することができるだろうか?
JITSUZAISEIによる実験が始まる。
<招待企画枠>
伊藤景子
宮野有史
宮原寛
藻洲転石
<公募枠>
鑛納未來
木村啓成
こにしななめ
中村雅樹
マトカノオド
MIRAI
未塵子
各アーティストプロフィール
伊藤 景子
1971年 広島県生まれ
2015年 東京ガラス工芸研究所 総合応用科卒業
自宅兼工房にてディスクグラインダーを用いて板ガラスの積層・接着・研磨の作品を制作
2015年より西日本を中心に各地で展示会等にて活動中
自分が生き抜くための何かを探して、ガラスに辿り着きました。
数あるガラス技法の中では少しマイナーですが、他の技法にはない不思議な輝きに魅力されました。
建材である板ガラスを何枚も重ねて接着し、研削、研磨によってオブジェをメインに制作しています。
誰よりも自分が見てみたい光と影を見つけ出し、カタチにしています。
【Facebook】
【Instagram】
宮野 有史
1986年兵庫県生まれ、社会人を経てIAMAS(情報科学芸術大学院大学)に入学。
IAMAS修了後はインタラクティブコンテンツの制作に関わりつつ、作品を制作している。 展示: 2016 「みかた・みえかた展」岐阜市科学館 2018 「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」ICC 2018 「No-Interaction」京都精華大学ギャラリーフロール 2018 「みかた・みえかた展2」BUKATSUDO GALLERY 立方体をモチーフに作品を制作しています。
宮原寛
1998年 大阪生まれ
【展覧会】
2018年 シェル美術賞2018 (国立新美術館)
2019年 NEO SEED (阪急うめだ本店 9階 祝祭広場)
ALL OVER THE PLACE (クモノス)
【受賞歴】
2018年 シェル美術賞2018入選
私の作品は街中で服装や着こなしを撮影されたスナップショットを題材にしている。そのスナップショットはカメラマンが撮影したものだが、写真による幻覚を通して、自分が見たかのように信じ込ませる。
他人であるカメラマンと被写体との距離を描くことはできないが、自分と写真との距離は描くことができる。絵画を通して視覚的な操作を疑っている。
藻洲 転石(もす てんせき)
1992年 神奈川県生まれ
2014年 早稲田大学 法学部卒
2018年より、配線・配管をモチーフとする立体作品の制作を開始する。
2020年2月 HAKURO 村瀬材木 二人展『Mechquarium』 ゲスト参加
2020年7月 神業展Ⅲ
2021年3月 UNKNOWN FANTASY展~第Ⅲ章~
配線と配管が好きです。合理的で意味のあるものでありながら、情報過多で無駄なものにも思える。
その相反する性質が好きです。
そんな矛盾をはらんだモチーフで、同じく矛盾し続ける私自身の内面を切り取っています。
鑛納未來
1997 大阪府生まれ
2020 富山市立富山ガラス造形研究所 研究科 卒業
2021 富山ガラス工房第2工房 所属
受賞歴
2018 第2回アート&デザイン新世代賞 優秀賞受賞
2019 香十「香皿」デザインコンテスト 審査員賞受賞
2020 テーブルウェアフェスティバル 2020 審査員賞受賞
ガラスを用いて、「重なりでできる色と形」を研究しています。そして日々、私自身について、私とあなたの関係性について考えています。私が分解して再構築したものが、あなたの小さな発見に繋がりますように。
木村 啓成
アクリル絵の具で抽象画を描いてます。
自らの内面と外面が純粋に繋がるようなものを描けたらいいなと思っています。
こにしななめ 大阪府生まれ
着物の専門学校を卒業後コロナ禍を機に作家活動を本格的に開始。現在に至る。
美しくなりたい幸せになりたい強くありたいを全て叶えるためのおまじないの絵画であり、女の子が背負っている光背は変身願望やしがらみや祈りです。奈良〜江戸時代の日本美術史に出てくる作品に強く影響を受けており金と墨をメインに制作しています。
中村雅樹(1977)
京都 日本写真映像専門学校卒
『メンヘラ展 Special 』『メンヘラ展3 』出品
クリエイティブ・トーナメント「ubisum by ubies」ファイナリスト
グラフィック、映像作品をデジタルで制作し。過去の作品を使い再構築(remix)させ新たな作品を制作し続けている。
マトカノオド
martha(マーシャ)とNAOASIS(ナオアシス)による創作ユニット
関西のギャラリー、雑貨店での展示を中心に活動
画材、素材を問わず、現実と非現実の間の世界を表現する事を目指しています
MIRAI
1987年4月12日生まれ
主にアクリル絵の具を使って女性のキャラクターをモチーフに平面作品をつくっています。
未塵子(mijinco) [みじんこ、絵描き、人形製作、介護福祉士]
子供の頃に死なせてしまった動物の事や、中学生時代に登校拒否引きこもり気味に過ごしてしまった自分の事を思い出しながら制作する事が多く、普段の生活の中で忘れて置いてけぼりにしてしまった感情や気持ちを表現しています。
現在は介護士の仕事をしながらマイペースに創作活動を行っています。
1984 兵庫県生まれ、中学生時代は不登校、引きこもり気味に過ごす(猫だけが友だち)
2003 高校3年時より未塵子名義で作品発表を始める
2006 大阪総合デザイン専門学校イラストレーションコース卒業
チーム未塵子展「ヘタじゃないよ。ウマく描けないだけ」
ミロコマチコ+未塵子「デラックスバーガーセット」
2008 個展「子猫の宿題」iTohen(大阪)
2011 個展「隅っこの子」 galleryCOLOR(兵庫)
2015 未塵子と公募作家による「家のお母さん」アトリエ三月(大阪)
第63回芦屋市展ターナー色彩株式会社賞受賞 芦屋市立美術博物館(兵庫)
2016 台北レトロ印刷JAMにてグループ展「混沌大阪」
2017 第64回芦屋市展入選 芦屋市立美術博物館(兵庫)
2018 チーム未塵子展「明日もたぶん生きてるよ」アトリエ三月(大阪)
阪急梅田スークにてアトリエ三月より出展
2019 show case vol.11"Border"参加アトリエ三月(大阪)
2021 JITSUZAISEI 40+ARTISTS FIRST EXHIBITION. に参加
show case vol.23参加アトリエ三月(大阪)
その他アートストリーム、アートダイブ、デザインフェスタ、GEISAI、おんさ、アトリエ三月でのグループ展など多数参加
現在介護士の仕事をしながらマイペースに創作活動を行っている
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